ステッカーは屋外を想定して作成しましょう

長期の使用を想定するなら耐久性が必要

車や店の外にシールが貼られている事が多いですが屋外ではステッカーの名称になります。屋内ではなく屋外の宣伝物として利用されます。最近では宣伝に加えて、個人が趣味で作成できるようになりました。屋外用に利用されるので用紙・印刷方法・インクには耐久性が求められます。屋外で長時間日光にさらされると、光焼けや色落ちによる劣化するのでインクは特に重要です。作成する業者によって耐久年数は掲載されています。3~5年が平均ですが、1年しか持たなかったり数年持つ場合もあります。使用しているインクや用紙、どこに設置するかで耐久期間が異なるでしょう。傷つけたくなければ素材ははがれやすいものにします。丈夫だとはがれにくくなり、はがした跡が残ってかえって汚くなってしまいます。

元々は海外で親しまれていた印刷物です

ステッカーは英語の「stick」が由来です。貼る・くっつけるの意味をもち、語尾にerがついて変化しました。シールやラベルとは違って遊びの要素が強く、海外ではスーツケースや車などに貼って親しまれています。屋外用といってもいいでしょう。素材は屋外を前提として塩ビ・アルミ蒸着・PETなどが使われています。紫外線や雨風から守るためにも表面がラミネート加工されているものも多いです。ラミネート加工によって、車やバイクに貼っても長持ちするステッカーが作成できるのです。作成できる業者は、屋外ならステッカーで屋内はシール・ラベルと分けています。使用する用途を念頭に入れることで依頼もスムーズに出来るでしょう。

シールやラベルは屋内で使われます

シールとラベルはどちらも屋内で使われる印刷物です。シールには元々「封」という意味があります。海外では手紙を閉じるときに金属の判子で印を押して封をしたのがルーツになります。手紙を出すときにデザインが施されたシールを貼って閉じたりする人も多いでしょう。シールは閉じて印を残すものとして現在に至ります。一方でラベルは目印や情報を伝える意味合いが大きいです。商品のパッケージにかかれたロゴだけでなく後ろの成分表示もラベルに該当します。以前はレコードの中央にレコード会社や歌手名が記載されたレコードラベルもありました。現在は「レコードレーベル」と呼ばれています。シールの素材はミラーコート紙やアートコート紙を使う場合が多いです。紙は水や雨などぬれる場所では使用できません。洗面所や浴室で使う商品は耐水性のある特殊な素材を使います。基本的にシールは水濡れがない場所での使用になるでしょう。

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